

奈良県で教師から民間企業に転職して年収アップできるかな...。
奈良県で教員から民間企業に転職したいけど、どんな企業を選べばいいのか...転職サイトと転職エージェントのどちらを使うべきか...。
そんな悩みを抱えていませんか?
教員は専門職であるがゆえに、異業種への転職では「未経験扱い」とされることが多く、年収が下がりやすいと言われています。
実際、教員が転職で年収アップしたという成功例は、ネット上でもほとんど見つかりません。
しかし、僕は教員からの転職で年収アップを実現できました。

奈良県は平均年収が比較的高いので、年収アップをねらうのであればチェックしておきたいエリアです。
とはいえ、自分に合った求人を見極められなければ、そのチャンスを活かすことはできません。
結論から言えば、教員が年収アップを目指して奈良県で転職するなら、転職サイトと転職エージェントを併用してください。
本記事では、
- 奈良県で転職を考えている教員におすすめの転職サイトと転職エージェント
- 教員が奈良県で民間企業へ年収アップの転職を成功させるための方法
について、実体験を交えて詳しく解説していきます。
奈良県の転職事情

まずは奈良県の転職事情を把握しておきましょう。
奈良県の企業事情
奈良県の企業数は全国で38位となっており、転職先の選択肢はやや少ないエリアです。
全国の企業数ランキングを見る
企業数 順位 | 都道府県 | 中小企業 | 大企業 | 企業規模合計 |
---|---|---|---|---|
1 | 東京都 | 419,013 | 4582 | 423,595 |
2 | 大阪府 | 261,653 | 966 | 262,619 |
3 | 愛知県 | 195,313 | 599 | 195,912 |
4 | 神奈川県 | 183,675 | 522 | 184,197 |
5 | 埼玉県 | 150,113 | 228 | 150,341 |
6 | 兵庫県 | 134,030 | 272 | 134,302 |
7 | 北海道 | 131,874 | 242 | 132,116 |
8 | 福岡県 | 130,936 | 304 | 131,240 |
9 | 千葉県 | 114,104 | 209 | 114,313 |
10 | 静岡県 | 108,727 | 190 | 108,917 |
11 | 広島県 | 77,919 | 150 | 78,069 |
12 | 京都府 | 74,822 | 177 | 74,999 |
13 | 茨城県 | 72,818 | 82 | 72,900 |
14 | 新潟県 | 67,093 | 123 | 67,216 |
15 | 長野県 | 66,551 | 111 | 66,662 |
16 | 岐阜県 | 64,426 | 88 | 64,514 |
17 | 群馬県 | 58,555 | 87 | 58,642 |
18 | 宮城県 | 56,023 | 119 | 56,142 |
19 | 栃木県 | 53,541 | 80 | 53,621 |
20 | 福島県 | 53,235 | 55 | 53,290 |
21 | 岡山県 | 50,112 | 88 | 50,200 |
22 | 熊本県 | 46,778 | 52 | 46,830 |
23 | 三重県 | 46,382 | 77 | 46,459 |
24 | 鹿児島県 | 45,780 | 47 | 45,827 |
25 | 沖縄県 | 44,368 | 56 | 44,424 |
26 | 愛媛県 | 39,605 | 63 | 39,668 |
27 | 長崎県 | 38,236 | 31 | 38,267 |
28 | 石川県 | 36,839 | 78 | 36,917 |
29 | 青森県 | 35,887 | 42 | 35,929 |
30 | 山形県 | 34,593 | 53 | 34,646 |
31 | 山口県 | 34,128 | 46 | 34,174 |
32 | 岩手県 | 33,245 | 50 | 33,295 |
33 | 滋賀県 | 32,195 | 55 | 32,250 |
34 | 大分県 | 31,967 | 32 | 31,999 |
35 | 宮崎県 | 31,861 | 39 | 31,900 |
36 | 和歌山県 | 31,817 | 19 | 31,836 |
37 | 富山県 | 31,390 | 82 | 31,472 |
38 | 奈良県 | 30,062 | 21 | 30,083 |
39 | 秋田県 | 29,042 | 24 | 29,066 |
40 | 香川県 | 28,593 | 48 | 28,641 |
41 | 山梨県 | 28,526 | 26 | 28,552 |
42 | 福井県 | 26,868 | 46 | 26,914 |
43 | 徳島県 | 23,237 | 22 | 23,259 |
44 | 高知県 | 22,403 | 19 | 22,422 |
45 | 佐賀県 | 22,383 | 22 | 22,405 |
46 | 島根県 | 19,550 | 22 | 19,572 |
47 | 鳥取県 | 14,623 | 18 | 14,641 |
奈良県は卸・小売業や飲食業の事業者数も多く、製造業、サービス業とバランスが取れています。
また、DMG森精機やGMB(ウォーターポンプ)、小山(病院リース)など、全国や世界的にも競争力のある企業が奈良県に本社をおいています。
奈良県に本社を置く有名企業例
奈良県に本社をおく大企業を紹介します。
GMB株式会社

住所
〒636-0295 奈良県磯城郡川西町大字吐田150番地3
概要
主に自動車用のベアリングやウォーターポンプなど駆動・伝達系部品を製造する独立系総合部品メーカー。新車用・補修用を日本国内外主要自動車メーカーや部品メーカーへ提供。HV/EV車向け部品も強化中で、グローバルに事業展開。
平均年収
6,102,000円(出典:有価証券報告書)
株式会社ツバキ・ナカシマ

住所
〒639-2162 奈良県葛城市尺土19番地
概要
精密ボール(鋼球・セラミック球等)やローラーを中心とした軸受部品や産業機械部品のメーカー。世界トップクラスのシェアを持ち、産業機械、自動車、医療機器等幅広い業界向けに製品をグローバルに提供。国内外の企業・メーカーへの直接販売や代理店を通じた販売が主流。
平均年収
4,814,000円(出典:有価証券報告書)
株式会社南都銀行

住所
〒630-8677 奈良県奈良市大宮町4丁目297番地の2
概要
奈良県唯一の地方銀行として地元密着型の総合金融サービス(預金・融資・証券・為替・信託・相続など)を展開。地域経済への貢献、法人・個人へのコンサルティング、M&A支援等も強化し、奈良を中心に周辺他府県にも広域店舗網を持つ。
平均年収
7,177,000円(出典:有価証券報告書)
株式会社タカトリ

住所
〒634-8580 奈良県橿原市新堂町313-1
概要
半導体・液晶関連機器やワイヤーソー、繊維機械の開発・製造・販売が主力。特にパワー半導体材料SiCの切断加工装置は世界シェア90%超。製造業向けの特殊装置を国内外(海外比率70%)のデバイスメーカーや部品メーカーに直販・代理店・商社経由で供給。
平均年収
6,925,089円(出典:有価証券報告書)
フジトランスポート株式会社
住所
〒630-8451 奈良県奈良市北之庄町723-13
概要
創業1978年。奈良県最大級、国内有数の物流企業として、大型トラックを中心に全国への貨物輸送事業を展開。路線雑貨、郵便輸送、航空貨物、冷凍冷蔵・空調貨物、多種メーカー物流など幅広い商品の運送を扱う。保有車両を使い、メーカー、卸、商社等の法人顧客から委託を受ける。全国主要都市に営業拠点を保有し、グループネットワークを活かした広域一貫輸送体制に強み。
平均年収
502万円 回答者:正社員13人(出典:OpenWork)
小山株式会社

住所
〒630-8131 奈良県奈良市大森町47番地の3
概要
創業1893年、設立1962年。医療・福祉施設向けの寝具リースの草分け的存在で、「病院寝具リース」のパイオニア。病院・施設・ホテル向けの寝具やリネンサプライサービス、介護福祉用具のレンタル・販売を行う。官公庁、医療・福祉・教育機関、ホテル、宿泊施設等への法人向け取引が中心で、レンタル(リース)・販売・クリーニングを自社グループ一貫で提供。近年はIT技術の活用による業務効率化やサイバー事業部の展開にも注力。
平均年収
444万円 回答者:41人(出典:エン カイシャの評判)
奈良県の有効求人倍率
奈良県の有効求人倍率は1.37倍(2025年4月)です。
全国の有効求人倍率を見る
2025年 1月 | 2025年 2月 | 2025年 3月 | 2025年 4月 | |
---|---|---|---|---|
全国 | 1.26 | 1.24 | 1.26 | 1.26 |
北海道 | 1.06 | 1.06 | 1.07 | 1.08 |
青森県 | 1.23 | 1.24 | 1.21 | 1.21 |
岩手県 | 1.3 | 1.3 | 1.31 | 1.3 |
宮城県 | 1.22 | 1.21 | 1.26 | 1.23 |
秋田県 | 1.4 | 1.39 | 1.4 | 1.38 |
山形県 | 1.52 | 1.46 | 1.48 | 1.48 |
福島県 | 1.42 | 1.39 | 1.43 | 1.43 |
茨城県 | 1.52 | 1.48 | 1.47 | 1.45 |
栃木県 | 1.33 | 1.33 | 1.35 | 1.33 |
群馬県 | 1.42 | 1.42 | 1.43 | 1.42 |
埼玉県 | 1.21 | 1.21 | 1.23 | 1.23 |
千葉県 | 1.27 | 1.24 | 1.25 | 1.25 |
東京都 | 1.12 | 1.1 | 1.12 | 1.13 |
神奈川県 | 1.11 | 1.1 | 1.11 | 1.11 |
新潟県 | 1.5 | 1.47 | 1.47 | 1.53 |
富山県 | 1.57 | 1.6 | 1.65 | 1.67 |
石川県 | 1.53 | 1.53 | 1.59 | 1.59 |
福井県 | 1.85 | 1.85 | 1.84 | 1.87 |
山梨県 | 1.5 | 1.5 | 1.54 | 1.55 |
長野県 | 1.42 | 1.42 | 1.43 | 1.43 |
岐阜県 | 1.56 | 1.52 | 1.51 | 1.5 |
静岡県 | 1.25 | 1.24 | 1.24 | 1.23 |
愛知県 | 1.26 | 1.27 | 1.29 | 1.31 |
三重県 | 1.34 | 1.37 | 1.39 | 1.38 |
滋賀県 | 1.3 | 1.3 | 1.29 | 1.29 |
京都府 | 1.26 | 1.26 | 1.3 | 1.3 |
大阪府 | 1.07 | 1.04 | 1.04 | 1.05 |
兵庫県 | 1.13 | 1.13 | 1.15 | 1.16 |
奈良県 | 1.38 | 1.34 | 1.34 | 1.37 |
和歌山県 | 1.24 | 1.2 | 1.22 | 1.23 |
鳥取県 | 1.52 | 1.51 | 1.53 | 1.51 |
島根県 | 1.54 | 1.53 | 1.56 | 1.6 |
岡山県 | 1.42 | 1.43 | 1.44 | 1.46 |
広島県 | 1.31 | 1.33 | 1.36 | 1.38 |
山口県 | 1.65 | 1.69 | 1.7 | 1.7 |
徳島県 | 1.26 | 1.28 | 1.31 | 1.29 |
香川県 | 1.63 | 1.66 | 1.69 | 1.72 |
愛媛県 | 1.5 | 1.47 | 1.45 | 1.51 |
高知県 | 1.18 | 1.18 | 1.23 | 1.21 |
福岡県 | 1.09 | 1.08 | 1.08 | 1.06 |
佐賀県 | 1.47 | 1.42 | 1.43 | 1.44 |
長崎県 | 1.35 | 1.31 | 1.32 | 1.3 |
熊本県 | 1.37 | 1.35 | 1.36 | 1.38 |
大分県 | 1.54 | 1.5 | 1.46 | 1.48 |
宮崎県 | 1.39 | 1.41 | 1.41 | 1.39 |
鹿児島県 | 1.19 | 1.18 | 1.22 | 1.21 |
沖縄県 | 1.09 | 1.08 | 1.08 | 1.1 |
これは全国平均である1.26倍を上回っており、仕事が見つけやすい状態といえます。

「有効求人倍率が高い」=「比較的転職しやすい」といえます。
「有効求人倍率」とは、有効求人数を有効求職者数で割った率のことで、1人の求職者に対してどれだけの求人があるのかを表しています。
求人・求職の申し込みを行った月を含め歴月の3ヶ月目の月末までが有効期間です。
この効力が存続しているものを「有効」、各月の新たな求人・求職の申し込みを「新規」として区別しています。
この求人倍率が1倍より小さいと仕事が見つけにくい状態、逆に1倍を超えると、企業の求人が多く仕事が見つけやすい状態といえます。
総務省がまとめる「完全失業率」と並んで労働市場の需給状況を表す代表的な指標です。
ただし、統計の対象は、公共職業安定所(ハローワーク)を通じた求人・求職に限られており、パートの求人・求職は含まれていますが、新規学卒者は含まれていません。
ちなみに、この数値は「就業地別」の有効求人倍率です。
有効求人倍率には、「就業地別」と「受理地別」の2種類があります。
- 就業地別:求職者が実際に働く場所の地域で見た有効求人倍率
- 受理地別:求職者がハローワークに求職を申し込んだ場所(受理地)を基準とした、その地域の有効求人倍率
例えば「就業地別」の有効求人倍率は、奈良県で働きたい人が奈良県の求人に対してどれだけ応募できるかの状況を表します。
そのため、一般的に「就業地別」の有効求人倍率の方が、より実態に近い求職状況を表していると考えられています。
奈良県の平均年収
奈良県の平均年収は402万円となっています。(参考 【doda】平均年収ランキング)
都道府県ランキングでは13位となっており、比較的年収の高いエリアといえます。
都道府県別の平均年収ランキングを見る
順位 | 都道府県 | 平均年収 |
---|---|---|
1 | 東京都 | 471万円 |
2 | 神奈川県 | 452万円 |
3 | 千葉県 | 435万円 |
4 | 埼玉県 | 426万円 |
5 | 茨城県 | 424万円 |
6 | 愛知県 | 418万円 |
7 | 栃木県 | 415万円 |
7 | 滋賀県 | 415万円 |
9 | 兵庫県 | 414万円 |
10 | 静岡県 | 407万円 |
10 | 大阪府 | 407万円 |
12 | 三重県 | 404万円 |
13 | 京都府 | 402万円 |
13 | 奈良県 | 402万円 |
15 | 岐阜県 | 400万円 |
16 | 山口県 | 399万円 |
17 | 群馬県 | 395万円 |
17 | 福井県 | 395万円 |
19 | 石川県 | 394万円 |
20 | 長野県 | 393万円 |
20 | 広島県 | 393万円 |
22 | 山梨県 | 392万円 |
23 | 香川県 | 388万円 |
24 | 富山県 | 387万円 |
25 | 北海道 | 386万円 |
25 | 福岡県 | 386万円 |
25 | 長崎県 | 386万円 |
28 | 福島県 | 385万円 |
28 | 岡山県 | 385万円 |
30 | 愛媛県 | 381万円 |
31 | 和歌山県 | 380万円 |
32 | 宮城県 | 379万円 |
33 | 熊本県 | 378万円 |
34 | 大分県 | 377万円 |
35 | 徳島県 | 376万円 |
36 | 宮崎県 | 375万円 |
37 | 岩手県 | 373万円 |
38 | 青森県 | 371万円 |
38 | 秋田県 | 371万円 |
38 | 島根県 | 371万円 |
41 | 山形県 | 370万円 |
42 | 佐賀県 | 369万円 |
43 | 新潟県 | 368万円 |
43 | 鹿児島県 | 368万円 |
45 | 鳥取県 | 364万円 |
46 | 沖縄県 | 359万円 |
47 | 高知県 | 355万円 |
ちなみに、関西の2府4県の平均年収は「滋賀県」(415万円)、「兵庫県」(414万円)、「大阪府」(407万円)、「京都府」「奈良県」(402万円)、「和歌山県」(380万円)の順で高くなっています。
そのため、奈良県での転職を検討している場合、通勤や転居が可能であれば、滋賀県・兵庫県・大阪府の企業も視野に入れることで、年収アップの可能性が高まるといえます。
奈良県に転職するメリット・デメリット

奈良県に転職するメリットとデメリットを把握しておきましょう。
奈良県に転職するメリット
奈良県に転職するメリットは以下の2つです。
- 平均年収が高い
- 都市部へのアクセスがいい
- 家賃・生活費が都市部より安い
平均年収が高い
奈良県の平均年収は402万円で全国13位となっており、比較的年収の高いエリアといえます。(参考 【doda】平均年収ランキング)
全国平均を上回る賃金水準の企業が多く、年収アップのチャンスがあります。
都市部へのアクセスがいい
奈良県は近畿日本鉄道(近鉄)とJR西日本が主に路線をもっています。
特に近鉄は「近鉄奈良線」「近鉄橿原線」「近鉄大阪線」「近鉄京都線」など非常に多くの路線が走っており、県内各地の主要エリアや大阪・京都へもダイレクトにアクセス可能です。
家賃・生活費が都市部より安い
平均家賃の安さランキングでは36位で、全国的には特別安いとはいえませんが、大阪など都市部へのアクセスが良いエリアとしては比較的家賃がおさえられています。
都道府県別の平均家賃を見る
安さ順 | 都道府県 | 総平均家賃(円) |
---|---|---|
1 | 秋田県 | ¥44,309 |
2 | 高知県 | ¥46,090 |
3 | 長崎県 | ¥46,121 |
4 | 鳥取県 | ¥46,968 |
5 | 山形県 | ¥47,096 |
6 | 山口県 | ¥47,127 |
7 | 徳島県 | ¥47,261 |
8 | 香川県 | ¥47,303 |
9 | 青森県 | ¥47,720 |
10 | 富山県 | ¥47,739 |
11 | 大分県 | ¥48,026 |
12 | 福島県 | ¥48,252 |
13 | 佐賀県 | ¥48,349 |
14 | 鹿児島県 | ¥48,919 |
15 | 和歌山県 | ¥49,087 |
16 | 愛媛県 | ¥49,737 |
17 | 宮崎県 | ¥49,796 |
18 | 岐阜県 | ¥49,826 |
19 | 群馬県 | ¥50,029 |
20 | 北海道 | ¥50,066 |
21 | 三重県 | ¥50,363 |
22 | 山梨県 | ¥50,395 |
23 | 愛知県 | ¥50,854 |
24 | 岩手県 | ¥51,303 |
25 | 長野県 | ¥51,553 |
26 | 岡山県 | ¥51,644 |
27 | 新潟県 | ¥51,958 |
28 | 栃木県 | ¥52,125 |
29 | 島根県 | ¥52,383 |
30 | 石川県 | ¥52,750 |
31 | 熊本県 | ¥52,903 |
32 | 福井県 | ¥52,974 |
33 | 福岡県 | ¥53,826 |
34 | 静岡県 | ¥54,005 |
35 | 茨城県 | ¥54,022 |
36 | 奈良県 | ¥54,506 |
37 | 沖縄県 | ¥55,681 |
38 | 滋賀県 | ¥56,172 |
39 | 広島県 | ¥56,203 |
40 | 埼玉県 | ¥60,231 |
41 | 宮城県 | ¥60,289 |
42 | 京都府 | ¥60,569 |
43 | 千葉県 | ¥60,792 |
44 | 兵庫県 | ¥60,988 |
45 | 大阪府 | ¥63,376 |
46 | 神奈川県 | ¥68,189 |
47 | 東京都 | ¥79,578 |
年収も高めのエリアなので、生活費をおさえつつ貯蓄率をあげることができます。
奈良県に転職するデメリット
一方、奈良県に転職する際には、以下のようなデメリットも考えられます。
- 大企業が少ない
大企業が少ない
奈良県の企業数は全国で38位となっており、転職先の選択肢はやや少ないエリアといえます。(参考:独立行政法人 労働政策研究・研修機構 職業紹介-都道府県別有効求人倍率)
さらに、大企業は21社とかなり少ないため、大企業への転職を希望する人にとっては狭き門となります。

メリットの大きい奈良県ですが、デメリットもしっかり把握しておいてください。
教師は転職サイトと転職エージェントを利用すべき理由

冒頭でも述べましたが、年収アップをねらう教員は、転職サイトと転職エージェントの両方を利用して転職活動をすべきです。
教員は専門職のため、転職となると基本「未経験」の仕事と判断され、年収は下がると言われています。
実際に教員が転職で年収アップした事例をネットで検索しても、成功例はほとんど見当たりません。
しかし、僕は教員から年収アップの転職に成功しています。
僕が年収アップに成功したのは、以下の手順で転職を進めたためです。
- 転職サイトであらゆる業界の求人案内を見て、活かせる自分の経験を探す。
- 自分に適した職種を見つける。
- ①と②を転職エージェントに伝えた上で、年収交渉をお願いして企業に応募する。
一般的に、転職エージェントを利用すると転職活動がスムーズに進むと言われています。
しかし、教員は年収アップできる転職の可能性が低いため、いきなり転職エージェントと面談しても、初年度の年収アップの見込みがない職業を勧められることになります。
そのため、まずは転職サイトであらゆる業界の求人案内を見て、教員生活の中で身に付けた活かせる自分の経験を探し、自分に適した職種を見つけてください。
そして、その活かせる自分の経験と、自分に適した職種を転職エージェンに正確に伝えた上で、年収アップの交渉をお願いして企業に応募してください。
これが、転職サイトと転職エージェントを両方使うべき理由です。
教員の年収アップ転職を成功させる具体的な方法については、こちらの記事に詳しくまとめました。
教員が年収アップ転職を成功させる具体的な方法については、教師が年収アップの転職をする方法の記事を参考
特に奈良県は平均年収が高いエリアなので、転職エージェントも高年収の非公開求人を抱えています。
転職エージェントの使い方が分からないがために、年収アップのチャンスを逃さないよう、転職サイトも上手に活用することをおすすめします。
では、次は奈良県で教員が年収アップの転職をするために必要な転職サイトと転職エージェントを紹介します。
おすすめの転職サイト・転職エージェント

奈良県でおすすめの転職サイトと転職エージェントを紹介します。
奈良県でおすすめといっても、最もおすすめの転職サイトと転職エージェントは、全国どこでも同じです。
たしかに地域密着型の転職サイトや転職エージェントは、地元の求人情報に強いかもしれません。
しかし、転職サイトであれば、やはり大手は保有する求人数が多く、転職エージェントも同様に、大手であれば提携しているエージェント数が多いため、それだけ非公開求人も豊富です。



規模の小さい転職サイトや転職エージェントはやはり求人数が少ないです。
では、実際に僕も使ったおすすめの転職サイト・転職エージェントを紹介します。
おすすめの転職サイト
おすすめの転職サイトは2つです。
リクナビNEXT
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登録無料・利用料0円
年収アップを考えているのであれば、転職サイトを選ぶ際に重要になるのが「年収の高い求人が多く掲載されている」ことです。
リクナビNEXTは、掲載求人数が1,198,000以上[2025/6/12(木)時点]あり、日本最大級の中途採用向けの転職サイトとなっています。
求人が非常に多いため、年収の高い求人も多く掲載されています。

とりあえず、リクナビNEXTに登録しておけば、あらゆる業界・職種の高収入求人を見ることができます。
リクナビNEXTは、検索機能が優れているということもおすすめの理由の1つです。
僕は多くの求人サイトを利用してきましたが、正直言って検索機能が使いにくい転職サイトが非常に多いです。
よく見かけるのが、キーワードだけで検索できない転職サイトです。
仕事内容を大まかに絞り込むことしかできなかったり、書類選考の有無や契約形態、転勤の可否などを毎回細かく入力しなければならなかったりと、検索に手間がかかるケースが少なくありません。
その点、リクナビNEXTは、キーワード検索によって調べたい職業を入力するだけで簡単に検索できます。
検索機能が優れていれば、多くの業界・職種をストレスなく見ることができます。
doda(デューダ)

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登録・利用完全無料
dodaの公開求人数は、254,658件[2024/12/5 (木)時点]と非常に多く、年収の高い求人も多く掲載されています。
他にも多くの転職サイトがありますが、上記で紹介したリクナビNEXTと合わせて登録しておけば、求人の数や種類で困ることはほぼないと言えます。
「検索機能が優れている」「サイトデザインが優れている(見やすい)」「年収の高い求人が多い」という特徴がそろった、『リクナビNEXT』と『doda』を利用すれば、自分に適した職種を探すという点では十分です。

dodaも、あらゆる業界・職種の高収入求人を見ることができるのでおすすめです。
転職サイトを活用する際の注意点
まずは、あらゆる業界の求人案内の「対象者の必須条件」を見てください。
なぜあらゆる業界を見る必要があるのかというと、教員が転職しやすいと言われている「教育業界にしぼらない」というのが理由です。
教育業界に転職すること自体、全く問題ないのですが、教育業界はどうしても教員の年収の方が高くなりがちで、年収アップの転職が難しくなります。
そのため、他業界の求人案内も見て、年収の高い仕事を探していきます。
ただし、他業界に移ると未経験扱いとなり、年収ダウンの可能性が高まります。
そこで、僕が実際に行っていた、他業界でも未経験扱いにならないように転職する方法がおすすめです。
このあたりの具体的な転職サイトの使い方については、こちらの記事にまとめたので、参考にしてください。
教員が年収アップ転職を成功させる転職サイトの使い方については、教室が年収アップの転職をする方法の記事を参考にしてください
おすすめの転職エージェント
おすすめの転職エージェントは3つです。
JACリクルートメント
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登録・利用完全無料
ハイクラス案件に圧倒的な強みがあるエージェントです。
30~40代くらいになると、教員は年収が割りと高くなりがちです。
そこで、年収600万円からのハイクラス案件が多い、JACリクルートメントを利用してください。
独占求人が多く、他の転職サイトでは見られない求人もあります。
ハイクラス・ミドルクラス転職支援数が非常に多く、大手や優良企業への取引実績も申し分ありません。
登録後にエージェントから連絡がくるので、面談日を決めてキャリア相談をするという流れです。

ただし、JACリクルートメントの利用については注意点があります。
JACリクルートメントは、非常に優良なエージェントサービスなのですが、案件がやや管理職クラス、外資系企業、海外進出企業によっています。
そのため、スキルや経験が不足していると判断された場合、紹介できる求人がないという理由でエージェンとつながることができないということがあります。
せっかく登録しても、エージェントとつながれないと先に進めないため、解決策として、次に紹介するリクルートエージェントとビズリーチも同時に合わせて登録してください。
リクルートエージェント
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登録無料・利用料0円
先程紹介したJACリクルートメントは、非常に優良なエージェントサービスなのですが、案件がやや管理職クラス、外資系企業、海外進出企業によっています。
そのため、スキルや経験が不足していると判断された場合、紹介できる求人がないという理由でエージェンとつながることができないということがあります。
「JACリクルートメントの紹介する求人と自分の想像する転職先が少し違うという方」や「JACリクルートメントにそもそも求人紹介をしてもらえない」という方は、リクルートエージェントを利用することをおすすめします。
転職支援実績はNo.1※で、非公開求人も多くかかえており、こちらも優良エージェントサービスです。
※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2023年度実績を自社集計)2024年5月時点

提出書類の書き方アドバイス、面接対策など、転職活動のサポートが手厚いです。
ビズリーチ

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登録・利用無料
ビズリーチは、とにかく高収入な求人が多いという特徴があります。
利用の仕方は、主に次の3つになります。
- 企業からの直接スカウト
- ヘッドハンター(エージェント)からのスカウト
- 自分で求人案内を見て応募
転職エージェントサービスとして紹介しましたが、自分で求人案内を見て応募することもできるので、転職サイトとしての一面も持ち合わせています。
ちなみに、教員で本当にハイクラスのスカウトが来るのか疑問に感じる方もいらっしゃると思いますが、安心してください。
教員でも企業やヘッドハンター(エージェント)からスカウトはとどきます。

僕の場合、登録してから1ヶ月で企業からのスカウト3件とヘッドハンターからのスカウト4件が届きました。
料金体系ですが、ビズリーチには「スタンダードステージ(無料)」と「プレミアムステージ(有料)」があります。
スタンダードステージ | プレミアムステージ | |
---|---|---|
月額 | 0円 | 30日間コース 5,478円(税込)※ |
求人の検索・閲覧 | 一部の情報に制限あり | すべて可能 |
求人への応募 | 公募・特集求人に応募可能 | 公募・特集求人、通常求人に応募可能 |
シゴト観診断の利用 | 閲覧のみ可能 | 利用可能 |
僕は「プレミアムステージ」を利用していましたが、月額5,478円と、そう安くはありません。
迷っている方は、無料のプランでも十分転職活動はできますし、利用の途中でプレミアムプランにアップグレードすることもできるので、「スタンダードステージ」で問題ありません。
転職エージェントを活用する際の注意点
転職エージェントを活用して転職を成功させるには、以下の4つのポイントに注意してください。
- 必ず年収交渉をお願いする
- エージェントとはこまめに連絡をとる
- ハズレエージェントは変える
- エージェントに見捨てられないようにする
必ず年収交渉をお願いする
求人紹介をしてもらったら、エージェントに年収交渉のお願いとセットで応募をしてください。
転職活動において、年収交渉のタイミングは非常に重要です。
一般的には、面接の最終段階や内定後に交渉を行うべきだと言われています。
その理由は、まず自分のスキルや経験をアピールし、企業にとっての価値を認めてもらうことで、交渉が有利になるからです。
しかし、これには時間がかかるというデメリットがあります。
希望の企業に応募してから、書類選考、適性検査、1次選考、2次選考と、数ヶ月経過することもあります。
数ヶ月後に、希望の年収が通らないとわかった場合、自分にとっても企業にとっても時間の無駄になってしまいます。
そのため、年収を重視している場合はできるだけ早い段階でその希望を相手に伝える方が効率的です。
とはいえ、自分から年収の話を切り出すタイミングや伝え方には慎重さが求められます。
そこで、転職エージェントに年収交渉をお願いしてしまうのです。
エージェントを通じて、「自分のスキルや経験という価値」と「希望の年収」をセットで伝えてもらうことで、交渉をスムーズに進めることができます。
エージェントとはこまめに連絡をとる
転職エージェントは企業から依頼を受けると、多くの求職者が登録されたデータベースの中から、条件に合う人を検索します。
このデータベースは、「更新日(最後にエージェントと連絡を取った日)」が新しい順に並んでいるのが一般的です。
そのため、同じ条件の求職者であれば、より最近エージェントとやり取りをした人から順に、連絡を受けやすくなります。
つまり、登録したまま連絡や状況報告をせずに放置していると、優先順位が下がり、求人を紹介される機会が減ってしまう可能性があります。
ハズレエージェントは変える
残念なことに、エージェントの中には条件や希望に合わなくても、とにかく早く転職させて報酬を得ようと考えているハズレエージェントもいます。
面談時に、なかなか自分の言っていることが伝わらないと感じたり、言いくるめられているように感じたりする場合は、別のエージェントに変えてください。
実際に僕も何度かエージェントを変えています。
ダメ出しをしてくれたり、相場ではない年収交渉を正してくれたりと、いいアドバイスをくれるようなエージェントならいいのですが、どこでもいいからとにかく転職させようとするのが伝わってくるエージェントの場合は、時間がもったいないのですぐに変えていました。
エージェントに見捨てられないようにする
転職エージェントは、求職者を転職させることで企業から報酬を得ています。
そのため、「転職の見込みがない人」や「転職する気がそもそもない人」の相手をするのは時間の無駄になってしまいます。
そういった相手には、メールの返信をしても報酬を得られる見込みが少ないため、連絡がとれなくなるエージェントもいますます。
もしエージェントと連絡が取れなくなった場合は、「転職の見込みなし」と判断されたと思い、あきらめて別のエージェントに依頼をしてください。
見捨てられない対策としては、「相場よりも高すぎる年収交渉をお願いしない」「転職に対して前向きなことをしっかりと伝える」等があります。
特に、希望年収が相場よりも高すぎる場合は、転職の可能性が低いとみられがちになるので注意してください。
まとめ【教師が奈良県で転職するには】

奈良県で転職を考えている教員におすすめの転職サイト・転職エージェントについてでした。
教員からの転職は、転職サイトと転職エージェントのどちらも利用することをおすすめします。
教員が年収アップ転職を成功させる具体的な方法については、教師が年収アップの転職をする方法の記事を参考
最後に、教員からの転職におすすめの転職サイト・転職エージェントをもう一度のせておきます。
おすすめの転職サイト・転職エージェント

『教師の年収アップNavi』は、他にも教員からの転職に役立つ情報を発信しています。
参考にしていただければ幸いです。