【教師にもおすすめの副業】ハンドメイド販売で稼ぐ具体的な方法

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悩む人
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副業でハンドメイドを始めたいんだけど、まず何をすればいいの?

国家公務員は国家公務員法、地方公務員は地方公務員法によって、副業が原則禁止されています。

しかし、公務員でも合法的に副業を可能にする方法が2つあります。

公務員が副業する方法

  • 所轄庁の長や任命権者の許可を得て行う
  • 家族の事業を無報酬で手伝う
Kei
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ハンドメイド販売は、公務員である教師も取り組みやすい副業です。

教師が副業をする方法の詳細はこちらの記事を参考にしてください。

ハンドメイド販売は、以下のような特徴があり、公務員である教師にもおすすめできる副業です。

おすすめの理由

  • 在宅で作業ができる。
  • 自分の趣味や得意を活かして商品を作れる。
  • 出品数(在庫数)を自分で決められるので、仕事の時間をコントロールしやすい。

しかし、趣味としての活動のイメージが強いハンドメイドを事業として始める場合、何から始めていいのかわからないという方もいると思います。

そこで、この記事はハンドメイド初心者の方に向けて、稼げるハンドメイド販売の具体的な方法を解説します。

Kei
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商品の選び方、販売方法などを詳しく解説します。

ハンドメイド販売とは

ハンドメイド販売とは、手作業で作られたオリジナルの作品を販売することです。

アクセサリー、服、雑貨、食品など、様々なジャンルの作品が販売されています。

既製品ではなく、自分の手作業で作った作品を販売するというのが、通常の物販との違いです。

販売方法は主に以下のような方法がとられています。

  • マーケットプレイス:メルカリなどのフリマアプリやハンドメイド専門サイトのminneやCreemaに出品して販売
  • ネットショップ:BaseやSTORESで自分のネットショップを立ち上げて販売
  • イベント:クラフトマーケットなどのイベントに出店して販売
  • 委託販売:セレクトショップやカフェなどに委託して販売

次は、ハンドメイドを副業にする場合のメリット・デメリットについて解説します。

メリット

  • 在宅で作業ができる。
  • 自分の趣味や得意を活かして商品を作れる。
  • 出品数(在庫数)を自分で決められるので、仕事の時間をコントロールしやすい。

在宅で作業ができる。

ハンドメイド副業の大きな魅力は、自宅で完結できることです。

通勤や移動時間が不要なため、本業が忙しい人でも隙間時間を活用して作業できます。

また、自宅の小さなスペースさえあれば始められるため、初期コストを抑えることもできます。

自分の趣味や得意を活かして商品を作れる。

もともとものづくりが好きな人にとって、ハンドメイドは「好き」を仕事にできる副業です。

アクセサリーや雑貨、洋服など、自分の得意分野を活かしてオリジナルの商品を生み出すことができます。

制作過程そのものが楽しめるため、モチベーションも維持しやすく続けやすいこともメリットになります。

出品数(在庫数)を自分で決められるので、仕事の時間をコントロールしやすい。

副業を続けられなくなる代表的な例として、「本業が忙しくなり副業に割く時間がなくなった」というものがあります。

しかし、ハンドメイドであれば自分のペースで製作・出品ができるため、生活スタイルに合わせて柔軟に対応できます。

本業が忙しい時期は出品数を減らし、時間に余裕があるときにまとめて製作する、というような調整が可能ということです。

デメリット

  • 同じような作品を販売する人が多く、価格競争が激しくなることがある。
  • 製作に時間がかかるものが多く、収入の限度が決まってくる。

同じような作品を販売する人が多く、価格競争が激しくなることがある。

ハンドメイド市場は人気ジャンルほどライバルが多く、似たような作品がたくさん販売されています。

価格競争に巻き込まれると、安価で売ることになってしまい、思うように利益が出ないケースも。

「ただ安くする」のではなく、デザイン性や世界観、ブランド作りで差別化を図る工夫が必要です。

製作に時間がかかるものが多く、収入の限度が決まってくる。

ハンドメイドの魅力は、大量生産のものと異なり、作品が一点ずつ手作りされているというところにあります。

そのため、製作に時間がかかり、大量に売ることができず、収入の上限が決まってしまいます。

効率化できる部分は改善しつつ、価格設定にも戦略をもつことが求められます。

ハンドメイド副業の始め方と稼ぎ方

ハンドメイド副業で稼ぐ具体的な方法を解説します。

稼げるハンドメイド販売の流れ

  • 販売する作品を決める
  • 製作する
  • 出品する
  • リサーチと分析でブランドを作る

➀販売する作品を決める

まずは「何を売るか」を決めるところからスタートです。

作品の決め方には大きく分けて2つの方法があります。

方法1:自分の作りたいものを作って出品する
方法2:売れている商品から自分が作れそうなものを探す

おすすめは「方法2」です。

では、順に解説します。

方法1:自分の作りたいものを作って出品する

「自分の好きなものを形にしたい」「作っていて楽しいものを売りたい」という方に向いています。

しかし、必ずしも「自分の作りたいもの・作れるもの」=「みんなが欲しいもの」というわけではないので、需要とのギャップが発生しやすく、購入されるまでに時間がかかることが多いのが難点です。

方法2:売れている商品から、自分が作れそうなものを探す

より効率的に売り上げを立てたいなら、こちらが断然おすすめです。

「すでに売れている商品」=「みんなが欲しいもの」ということが分かっているため、早くに売れる可能性が高いです。

Kei
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すでに売れている商品のリサーチは簡単です。

すでに売れている商品のリサーチは、minne(ミンネ)やCreema(クリーマ)などのハンドメイドマーケットで行うのがおすすめです。

minneやCreemaは、出品数や利用者数が多く、充分なデータを取ることができます。

Creemaであれば「ホーム画面」の「人気のカテゴリー もっと見る>」からリサーチしてください。

出典 Creema

カテゴリー一覧が表示されるので、興味のあるジャンルのカテゴリーを選択してください。

今回は「インテリア雑貨・生活道具」を選択しました。

すると、商品別で選択できるようになります。

今回は「スマホスタンド・スマホスピーカー」を見てみます。

すると、上記のように人気順で並んだ結果が表示されます。

このとき、[PR]と表記されているものに注意してください。

[PR]表記があるものは、販売者がCreemaに広告費を払うことによって、優先的に表示されている商品です。

つまり、人気順に並べたときに、「最も上位に並ぶ」=「最もよく売れている商品」というわけではないので気をつけてください。

では、[PR]をとばして人気順に並んだ商品を見てみます。

低価格のスマホバンドや、量産品にはないような個性的なスマホスタンドがよく売れているようです。

このように、人気順の上位の中から、自分のスキルや仕入れ可能な素材で再現できそうな作品をピックアップします。

Kei
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製作方法が明確にイメージできなくてもOKです。次のステップで解説します。

もちろんそのまま商品をパクることはNGなので、ピックアップした商品にオリジナル要素を加え、自分のスタイルを落とし込めそうな作品を考えてください。

② 作品を製作する

作品のアイデアが決まったら、いよいよ製作に入ります。

製作方法がわからないという場合でも、以下のように学べる場がたくさんあるので安心してください。

  • YouTubeやハンドメイド系ブログをみて学ぶ
  • ワークショップで学ぶ
  • ハンドメイドイベントで学ぶ

YouTubeやハンドメイド系ブログをみて学ぶ

まず一番手軽なのが、YouTubeやハンドメイド系のブログを活用する方法です。

ネット上には、編み物・アクセサリー作り・レジンアート・ミニチュア制作など、さまざまなジャンルのハンドメイド作品の制作方法が豊富に揃っています。

また、作り方だけではなく、材料の選び方や仕入れ先、販売のコツなど、有益な情報を無料で公開している方もたくさんいます。

自分が作りたいジャンルに近い作家さんを見つけて、参考にするのがおすすめです。

ワークショップで学ぶ

「細かい部分を直接質問したい」という方には、ワークショップへの参加がぴったりです。

道具や材料もその場にそろっているので、手間をかけずに製作方法を学ぶことができます。

ワークショップの探し方は次の2つの方法がおすすめです。

  • ネットで「{作りたいもの}ワークショップ{地名}」と検索する。
  • ストアカを利用する。

ネットで、「{作りたいもの}ワークショップ{地名}」と検索すると、割と多くのワークショップが開催されていることがわかります。

ワークショップの調べ方
「苔テラリウム ワークショップ 神戸」で検索

直接お店やイベントに申し込みをして参加してみてください。

地元でいいワークショップが見つからなかった場合、ストアカを利用するのもおすすめです。

ストアカ

入会金・登録料 0円

ストアカとは、教えたい人と学びたい人をつなぐ日本最大級のスキルシェアプラットフォームです。

対面・オンラインを問わず、幅広いジャンルの講座を提供しています。

出典 ストアカ

累計受講者数:161万人
掲載講座数:8.4万件以上
提供ジャンル:500以上(ビジネス、IT、語学、料理、フィットネス、趣味など)

ストアカ プレスリリース 2024-09-10

Kei
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受講者数や規模も大きく、安心して利用できるサービスです。

対面だけでなく、オンラインにも対応しているので、「直接足を運んでワークショップに参加するのがちょっと......。」「近所ではいいワークショップがないなぁ......。」という方におすすめです。

講座は1回から受講可能で、入会金や登録料は不要。

また、サイトの質を保つために、講座の開催は審査承認が必要となっており、悪徳な講座がつくられにくい仕組みになっています。

レビューも公開されており、安心して講座を選ぶことができます。

ハンドメイドイベントで学ぶ

「ワークショップで学ぶ」と同じ学び方ですが、こちらはイベントからワークショップに参加する方法です。

minneやCreemaでは、大規模なハンドメイドマーケットを行っていることがあります。

Creemaの場合、ホーム画面左上のハンバーガーメニュー(三本線)をタップ。

「イベント」を選択。

このように、開催されているイベントが表示されます。

大規模なワークショップイベントが開催されていることもあり、自分が製作したいハンドメイド作品があるか確認してみてください。

実際にハンドメイド事業として成功されている方から学ぶことができるワークショップもあるのでおすすめです。

Kei
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YouTube・ブログ、ワークショップ、イベントのどれも、0〜10,000円程度で学ぶことができます。

基本的にハンドメイドの製作方法については、上質な情報を、コストパフォーマンスに優れた価格で得ることができます。

そのため、高額なスクールや情報商材を利用するは必要は全くありません

③ 出品する

作品が完成したら、次は出品です。

出品は次の3つのサービスを利用するのがおすすめです。

Kei
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僕は同時にこの3つに出品して販路を広げていますが、慣れないうちは1つだけでもOKです。

ちなみに、最初にどのサービスを利用するのがおすすめかというと、「集客力」「使いやすさ」の面で、まずはminneを使うのが最もおすすめです。

では、それぞれのおすすめの理由を解説します。

minne

minne

会員登録・初期費用販売手数料
0円注文ごとに10.89%(税込)
[minne PLUS会員は10.56%(税込)]

minneをおすすめする理由は次の2つです。

  • 利用者が多く、売れやすい
  • 発送が簡単で販売の経験がない初心者でも安心
利用者が多く、売れやすい

minneは、日本最大級のハンドメイドマーケットプレイスの一つで、多くの作家と購入者が集まる活発なプラットフォームです。

アプリDL数:1500万件
X・Instagram minne公式アカウントのフォロワー:約50万人
作家・ブランド数:94万件以上

minne LP

参加者が多い分、やはり売れやすいプラットフォームとなっています。

やはり、販売されやすい環境は成果を感じやすく、モチベーションの維持にもつながります。

発送が簡単で販売の経験がない初心者でも安心

ハンドメイド作品の販売を始める際、気になるのが発送方法です。

Kei
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僕も初めて作品が売れたときは、「どの発送方法が正しいのか」「どうやって送ればいいのか」と不安でした。

その点、minneは発送がとても簡単です。

全国一律料金で送れる「らくらくミンネコパック」が用意されていて、料金も安価。メルカリのように直感的に操作できるので、初心者でも迷うことなく取引ができます。

さらに、「らくらくミンネコパック」は宛名書きが不要で、コンビニに行き、印刷された送り状を貼るだけで発送が可能です。匿名配送(+50円)にも対応しており、個人情報の取り扱いに不安がある方でも安心して利用できます。

Kei
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匿名配送なら身バレのリスクも回避できます。

一方でCreemaやBASEは、配送方法や送料を自分で一から設定する必要があります。都道府県ごとに送料を自分で設定する必要がある配送方法もあるため、こういったネットでの商品販売に慣れていないと、最初の設定でつまずくかもしれません。

そのため、まずはminneを使って販売に慣れることをおすすめします。

発送の不安を減らし、ものづくりに集中できる環境を作るのがおすすめです。

Creema

出典 Creema

Creema

会員登録・初期費用販売手数料
0円作品、素材: 11%(税込)
フード:  15.4%(税込)

Creemaをおすすめする理由は次のとおりです。

  • 利用者が多く、売れやすい
  • ポイントを配付しているので、低価格の商品は特に売れやすい
  • クリエーター1人あたりの売り上げNo.1のため稼ぎやすい

Creemaは、国内最大のハンドメイドマーケットプレイスです。

ユーザー:月間2,200万人
クリエーター:約30万人
年間流通総額:160億円突破
流通総額:国内ハンドメイドマーケットプレイス最大
クリエーター1人あたりの売り上:No.1

Creemaとは Creema出品登録について

参加者が多い分、やはり売れやすいプラットフォームとなっています。

Kei
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実際僕もminne、Creema、BASEで販売していますが、Creemaが最も売れています。

また、Creemaは200〜300円相当のポイントを定期的に配付しているので、低価格の商品が非常に売れやすくなっています。

Kei
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300〜500円程度の商品を出すと、ポイント消化目的としてよく売れます。

Creemaは売れやすい優秀なマーケットプレイスですが、ハンドメイド初心者はまずminneから始めることをおすすめする理由は、以下の2つです。

  • Creemaは、最初の発送方法の設定が手間
  • Creemaは、広告課金しないとアクセス数等の解析ができない

Creemaは、配送方法や送料を自分で調べて一から設定する必要があります。都道府県ごとに送料を自分で調べて入力していくのは結構な手間です。

また、広告課金しないとアクセス解析できないのは大きなデメリットです。

「どのようなトップ画像やタイトルにすればアクセスが増えるのか」「どんなキーワードで検索した人が自分の商品を見にきているのか」といったアクセス解析を行うことで、商品の売り上げは劇的に向上します。

しかし、Creemaは課金して広告を出さないと、そういったアクセス解析はできません。

以上のデメリットから、まず始めはminne中心でスタートするのがいいと思いますが、Creemaはそのデメリットを帳消しにできるくらい売れやすいので、Creemaもminneと同時進行で出品していくことをおすすめします。

BASE

BASE

会員登録・初期費用手数料
0円[決済手数料 3.6%+40円] + [サービス利用料3%]

BASEをおすすめする理由は次のとおりです。

  • 自分のネットショップをもてる
  • 手数料が安い

BASEは、無料で自分のネットショップを作成できるサービスです。

導入実績:230万ショップ
ネットショップ開設実績:7年連続No.1
売上を伸ばしやすいネットショップ:No.1

「BASE」ショップ開設数230万突破のお知らせ

HTMLやCSSといった、Webサイトを構築する知識がなくても、直感的な操作で簡単に自分だけのネットショップを作ることができます。

また、BASEは手数料が[決済手数料 3.6%+40円] + [サービス利用料3%]となっており、minne[10.89%]やCreema[11%]と比較するとかなり安いです。

Kei
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ただし、BASEはminneやCreemaと違って「個人のネットショップ」であるということに注意してください。

BASEは、[初期費用0円][非常に安い手数料]で個人のネットショップをもてる優れたサービスですが、「個人のネットショップ」であるため、minneやCreemaと違い、以下のような注意点があります。

  • 個人のネットショップであるため、自分で宣伝する必要がある

minneやCreemaは、国内最大級のハンドメイドマーケットプレイスです。

要は、「ハンドメイドの作品を購入したいな」と考えているユーザーが日々minneやCreemaのサイトに訪問します。

しかし、BASEはあくまで個人のネットショップなので、自分から人の目につくよう取り組みを行なわなければ、一生人に見られることはありません。

人の目につくように宣伝するには、以下のような方法があります。

  • SNSと連携して情報を拡散する
  • SEOを学び、ネット検索の上位に表示させる
  • マルシェやイベントに参加し、認知してもらう

最もおすすめの方法は、拡散力の強いSNSです。

特にハンドメイドはInstagramとの相性がよく、魅力的な写真や動画で作品を知ってもらい、そこから自分のネットショップへ誘導する方法が効果的です。

また、BASEはSNSからの流入数のアクセス解析もできるので、マーケティングの経験がない方でも、簡単に数値を追うことができます。

Kei
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ちなみに、個人のネットショップを持つとなると、STORES(ストアーズ)も有名なサービスです。

STORESも優良なECサイト作成サービスですが、以下の面から個人のネットショップとしてはBASEの方がおすすめです。

  • STORESでは「独自ドメインの利用」「アクセス解析」などが有料プランでしか使えない

STORESのオンライン手数料は[5.5%~]となっており、BASEよりも安いです。

しかし、STORESは税込3,480円/月(月払いの場合)のベーシックプランでないと使えない機能が多くあります。

出典 STORERS

特に「独自ドメイン」や「アクセス解析機能」は絶対にほしいところですが、フリープランでは利用できません。

やはり、STORESのベーシックプランの月額3,480円(税込)は、なかなか高いランニングコストになってしまうため、BASEのほうがおすすめです。

しかし、ハンドメイド事業が軌道に乗り、多くの商品が売れるようになった際は、月額費を払っても決済手数料が安いSTORESのほうがお得になることもあります。

多くの商品が売れる見込みがすでにあるという場合は、STORESという選択肢もありです。

④ リサーチと分析でブランドを作る

出品して終わりではありません。

以下のような改善を繰り返し、「自分のブランド」を育てていくことが大切です。

  • データ分析
  • ブランドイメージの確立
  • 高評価レビューの収集

データ分析

ブランド作りの基本として、商品ごとの評価やレビューを分析し、ニーズを深掘りすることが必要です。

例えば、minneであれば通常の無料プランでも「総アクセス数」「作品ごとのアクセスランキング」「検索されたキーワード」を見ることができます。

  • 「作品ごとのアクセスランキング」→アクセスが多いのに売れていない商品があれば、トップ写真はいいが、2枚目以降の写真や商品紹介の改善の余地あり
  • 「検索されたキーワード」→自分の作品を見た人が、どのようなものが欲しくて見ているのかわかるので、商品説明に活かせる

ざっくりとしたデータしか見れないものの、上記のように十分作品改善に活かすことができます。

ブランドイメージの確立

作品の統一感や世界観を意識して、ブランドを確立していくことも重要です。

色々なジャンルの商品を売ることも戦略の一つとして間違っていませんが、ハンドメイドとなると「大量生産品にはないよさやオリジナル感」を求めている層が顧客になるため、ブランドに統一感があると認知してもらいやすくなります。

例えば、「猫がモチーフの食器が欲しいならここ」「透明感のあるキャンドルが欲しいときはここ」「澄んだ青色の雑貨といえばここ」というように認知してもらえれば、リピーター率が高まったり、口コミで拡散されやすくなったりします。

Kei
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「〇〇が欲しければこのショップで!」というようなイメージがつけば成功です。

ブランドイメージについて、もう一点注意してもらいたのは「売り場」についてです。

僕は、ハンドメイド作品をminneCreemaBASEで販売することをおすすめしており、メルカリやラクマといったフリマサイトで販売するをおすすめしていません。

理由は、メルカリやラクマといったフリマサイトは、どうしても安っぽいイメージがついてしまうためです。

たしかにメルカリやラクマは、利用者数が非常に多く、ハンドメイド作品も売れやすいです。

しかし、「フリマサイト=安く物を買える」という関係性から、「メルカリで買えるハンドメイド作品=安物」というイメージにつながりやすくなり、ブランドイメージに傷をつける可能性があるためです。

とはいえ、メルカリやラクマは非常に売れやすいため、最初の販売練習の舞台として使うのはありだと思います。

高評価レビューの収集

高評価レビューを集めれば、「このブランドは評価が高い=いい商品だ」と認識され、売れやすさが加速します。

ハンドメイドに限らず、口コミを参考に購入を決定する人は多く、レビューが一件もないショップの購入はやはり躊躇されるものです。

しかし、その1件目のレビューを得ることが難しいため、まずは低価格での販売からスタートすることも戦略としてありです。

Kei
Kei

僕も最初のころは、ほとんど利益が出ない商品の販売でスタートし、レビューを集めました。

また、レビューを集める施策として、購入後のメッセージのやり取りも重要です。

商品の良さ、梱包の丁寧さだけでなく、購入後の不安のないメッセージのやり取りについてのレビューを書いてくれる方もいます。

丁寧なやりとりの最後に、レビューのお願いをすると快く引き受けてくれる確率も上がります。

以下は、僕がminneで実際に送っているレビューお願いの文書です。この文章に変えてから、レビュー獲得率がぐっと上がりました。

こんにちは。
大変お待たせいたしました。
本日、◯◯を発送いたしました。

作品の到着をご確認いただいけた際、受け取り完了のお知らせとして、レビューを書いていただけると大変ありがたいです。

この度は◯◯の作品をご購入いただき、誠にありがとうございました。
またの機会をお待ちしております。

これをそのまま使うのではなく、自分のブランドイメージにあったお願いの仕方に改良していくことが重要です。

Kei
Kei

どんな文章で何%の人がレビューを書いてくれたかというデータを取っておくといいですよ。

よくある質問【Q&A】

ハンドメイド副業を行うにあたり、よくある疑問点をまとめました。

Q1. 副業としてやる場合、確定申告や税金はどうなる?

A. 年間の所得が20万円を超える場合、原則として確定申告が必要です。

「所得」とは、収入から材料費や送料などの経費を差し引いた金額です。

例えば、年間売上30万円で経費が10万円の場合、所得は20万円となり、確定申告の対象になります(給与所得以外の副収入の場合)。

また、所得が20万円未満でも、住民税の申告は必要です。

副業での収入は税務上の扱いが少し複雑なので、以下の点に注意しましょう。

  • 帳簿(売上・経費の記録)をつけておく
  • 領収書やカード明細を保管しておく

不安がある場合は、税務署や無料の税理士相談窓口を利用するのもおすすめです。

Q2. 実際どのくらい売れるの?

A. 月に約5万円までの売り上げが現実的な目安ですが、やり方次第で月10万円以上も可能です。

minneを運営するGMOインターネットグループのGMOペパボ株式会社『ハンドメイド作家における副業調査』によると、「80%近くの人がハンドメイド作家活動で収入を得ていると回答」しました。

また、少数ではあるものの、100万円以上と回答した方もいるようです。

Q3.売れるようになったら本業と並行してやれる気がしません。忙しすぎるときはどうすればいいの?

A.外注化や人を雇うことも検討してください。

需要が増え、作業が追いつかなくなってきたら、外注化や人を雇うことも検討してください。

特に外注はそう難しいことではありません。

梱包やSNS用の動画制作など、簡単に外注できることは多くあります。

ハンドメイドはビジネスです。拡大を望むのであれば、外注や雇用は避けて通れません。

まとめ:ハンドメイド副業は教員におすすめ

ハンドメイド販売は、「事業」というよりは「趣味」としての活動と見られがちです。

しかし、実際には月に数万円稼ぐことができる立派な事業です。

また、ハンドメイド販売は「在宅で作業ができる」「出品数(在庫数)を自分で決められるので、仕事の時間をコントロールしやすい」などのメリットから、日々の業務に忙しい教師が行うのにピッタリな副業と言えます。

公務員が副業を行う際は「所轄庁や任命権者の許可を得る方法」と「家族の事業を無報酬で手伝う方法」があります。

当サイトで推奨しているのは、「家族の事業を無報酬で手伝う方法」です。

教師が副業をする方法の詳細はこちらの記事を参考にしてください。

ルールを守り、ぜひ副業を成功させてください。

Kei
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『教師の年収アップNavi』は、他にも教員の副業やお金についての役立つ情報を発信しています。

参考になれば幸いです。