

教員は年収アップの転職って無理なの......?
教員は専門職のため、転職となると基本「未経験」の仕事と判断され、年収は下がると言われています。
実際に教員が転職で年収アップした事例をネットで検索しても、成功例はほとんど見当たりません。
しかし、僕は教員から年収アップの転職に成功しています。

この記事は「教員を辞めたいけど、転職すると年収が下がるから辞められない......。」という悩みを解決すべく、教員が年収アップの転職をするために必要な情報や行動のすべてを具体的に解説します。

年収アップは簡単ではありませんが、不可能ではありません。
教員からの年収アップ転職は可能なのか?

教員が転職して年収アップすることは、簡単ではありませんが不可能ではありません。
この記事で「教師が年収アップするための転職方法」を具体的に解説する前に、実際に僕が行った転職活動を簡単に紹介します。
教員から年収アップを目指した転職
僕は、公立中学校の教員として働いていました。
当時の年収は620万円。
35歳を迎えたとき、このまま教員としてのキャリアを続けることに大きな不安を感じ、転職を決意しました。
しかし、教員以外の職歴がない自分にとって、転職活動は簡単ではありませんでした。
転職活動の見直し
35歳まで教員以外の仕事を経験したことがなく、社会で求められるスキルに対するコンプレックスを感じていました。
「どうせ転職するなら年収を絶対に下げたくない、むしろアップさせたい」という強い思いで転職活動を始めましたが、現実は厳しいものでしす。
多くの企業で書類選考が通らず、時間と体力を削られる日々。
そんな中で転職活動の方法を一から見直し、「教師が年収アップするための転職方法」を独自にまとめることにしました。
転職活動の成果
転職活動を本格的に見直し、10ヶ月間の努力の結果、以下の2社から内定を得ることができました。
- 教育関連の営業(年収650万円)
- Webマーケター(年収650万円)
これまでのスキルを生かしながら新しい分野でキャリアアップできる環境を手に入れることができました。
成功の鍵は「正しい転職活動」
教員から他業種への転職は、基本的に「未経験」として扱われるため、やみくもに活動しても年収アップは難しいどころか、大幅な年収ダウンになる可能性が高いです。
しかし、正しい手法を取ることで、状況を変えることができます。
この記事では、僕が実際に実践した「教師が年収アップするための転職方法」を具体的に解説します。
教師の年収アップ転職の具体的な手法を解説

教員が年収アップの転職をするには、7つのステップが必要です。
教師の年収アップ転職7つのステップ
- なぜ教師が年収アップしづらいのか知ろう
- 転職活動について正しい認識をもとう
- 転職サイトと転職エージェントの違いを知って利用しよう
- 転職サイトで「活かせる自分の経験」を探そう
- 応用できる経験、スキルを当てはめよう【当てはめ転職】
- 応募企業に合わせた職務経歴書を書けるようになろう
- 転職エージェントを利用しよう【年収交渉の依頼】
一つずつ詳細を解説していきます。
なぜ教師が年収アップしづらいのか知ろう
まずは、教師の年収アップの転職が難しい理由を知りましょう。
なぜ難しい理由を知る必要があるのかというと、理由が分かれば年収ダウンの対策ができるためです。

年収アップが「難しい理由」とその「対策」を合わせて解説します。
教師の転職が難しい4つの理由
理由① 教員は専門職のため未経験扱いとなる
教員という職種は専門性が高い一方で、他業種では「未経験」と判断されることが多いです。
特に民間企業では、即戦力としてのスキルや経験が重視されるため、教員経験が直接評価されにくい傾向があります。
対策としては、「当てはめ転職」をおこなってください。
「当てはめ転職」とは、自分の教員としての経験を他業種でも通用するスキルとして当てはめてアピールすることです。
「当てはめ転職」の例を挙げると、外部機関の対応・調整経験を「渉外業務」、ICT担当を「教育のICT化やシステム導入の経験」といった形で再定義し、企業が求めるスキルに結び付けて伝えるというものです。

「当てはめ転職」については、後ほど詳しく解説します。
理由② 教員の年収がそもそも高い
教員はそもそも民間の平均給与よりも年収が高くなっています。
以下は30代前半の年収を比較したデータです。
小中学校教員(30〜34歳) | 民間(30〜34歳) | |
---|---|---|
平均年収 | 630万1300円 | 425万円 |
それぞれの調査方法に差異があるため、平均年収のみでは正確に比較はできないものの、教員の平均年収が民間企業よりも高い水準であることがわかります。
そのため、年収アップの転職は数字の面からも難しいと言えます。
対策としては、大きな年収アップの転職ではなく、微増での年収アップを狙うことです。
後ほど説明しますが、教員の年収アップ転職は、年収交渉が重要になります。
教員の年収がそもそも高いため、100万といった大きな年収アップ交渉を行うと、自分のスキルと相場の年収がかけ離れてしまうことが多いです。
無理な交渉で内定の可能性がある会社を逃すのではなく、「年収アップは微増で構わない」と考えておくことで、企業とのマッチ率を高めてください。

「年収交渉の方法」についても、後ほど詳しく解説します。
理由③ ビジネス経験がないと判断される
教員は教育現場での実績や知識は豊富ですが、ビジネス経験は皆無に等しいです。
ビジネスの世界では「収益性」や「顧客価値」を生み出す経験が求められます。
そのため、教員は「ビジネススキルが不足している人」と扱われてしまいます。
対策として、ビジネスマインドの構築をしてください。
転職を成功させるためには、「公務員的なマインド」を捨てることが必要です。
民間企業では、「いかに企業に価値を提供できるか」が重要です。
要は、自分を雇うことで企業側にどんな価値があるのかを面接で説明できるようにしておきましょう。
例えば、教育現場で培ったコミュニケーションスキルやプレゼンテーションスキルをどのように転職先の企業で活かすことができるのかを、具体的に説明できるようにしておく必要があります。
理由④ 転職時期が限定的
「4月から新しい職場で働きたい」「年度途中で辞めるのは現場に迷惑がかかる」という理由で転職時期を限定してしまう人が少なくありません。
しかし、内定後すぐに働き始めてもらいたいと考える企業が一般的です。
年度途中での退職は、確かに現場に迷惑をかけるかもしれませんが、転職先の企業にとっては全く関係のないことです。
対策としては、転職時期へのこだわりを捨ててください。
「4月から働き始めたい」という考え方に縛られる必要はありません。
自分のキャリアや人生を優先し、最適なタイミングで転職活動を進めましょう。
転職活動について正しい認識をもとう
次は、転職活動を途中で挫折しないようにするために、転職について3つの正しい認識をもってください。
現在は年収アップ転職のチャンスだと知ろう
近年、転職市場では年収アップのチャンスが増加しています。
なぜ年収アップの見込みがあるのか、数字を見ていきましょう。
数字① 企業数
総務省統計局の「令和3年経済センサス‐活動調査」を見ると、日本国内には、法人企業だけでも約178万社あるとされています。
法人 会社企業 | 約178万 |
法人 その他法人 | 約28万 |
個人 | 約161万 |
これは、以前の調査である平成24年のものと比較すると、会社企業は約4%の増加、その他の法人も約12%増加しているという結果になります。
また、従業員10人以上の規模を見ても約44万社も存在します。
これだけ多くの企業があるため、選択肢となる転職先の企業も多く存在しているのが現在です。
数字② 近年の転職後に年収アップした人
2024年マイナビ転職「転職による年収アップの実態調査」によると、転職で年収アップした人は4割にのぼります。
また、30代の約5人に1人は100万円以上の年収アップに成功しています。

30代は年収アップ額の平均値も138.7万円と最も高く、年収アップを目指しやすいタイミングであることがわかります。
昔は「転職すると年収が下がる」と言われていましたが、近年は年収を上げること自体、そう難しい話ではありません。
数字③ 35歳以上で転職した人
かつては「35歳が転職の限界」と言われていましたが、現在ではこの考え方は変わりつつあります。
下図は、「転職動向調査2024年版」の「正社員転職率」の結果です。

30代や40代の転職市場も増加傾向にあり十分に活発化していると言えます。
また、先ほどの「転職による年収アップの実態調査」でも、40代転職者の39%が年収アップの転職をしており、年収アップ額の平均は89.1万円です。
今では「35歳転職限界説」という考え方はもう古いものとなっています。

最近の30代はガンガン転職するので「回遊魚世代」と呼ばれるほどです。
教師の転職活動は時間がかかるものだと思おう
一般的に転職活動には3~4ヶ月かかると言われています。
下表は、ビズリーチが行った「転職を考えてから、実際に他の企業に入社するまでの期間に関してのアンケート結果」です。
転職活動期間 | |
---|---|
3カ月未満 | 40.3% |
3カ月以上~半年未満 | 32.9% |
半年以上 | 26.8% |
やはり一般的には、転職活動期間は3〜4ヶ月と言えそうです。
しかし、教師の転職活動はこれより長くなることが多いと僕は考えています。
教員のみに絞ったデータがなく、教員の平均的な転職活動期間を示すことはできませんが、「教員とマッチする企業が少ない」ため「転職活動期間が長くなる」と言えそうです。これは、僕が実際に転職活動をして感じたことです。

僕は10ヶ月間転職活動を続けました。
やはり、ビジネス経験のない教師に年収アップを提示して採用する企業を探し出すには、それ相応の労力と時間が必要だと感じました。
転職活動は企業に自分の価値を伝えることだと知ろう
就職活動をしたことがない教師の方は、民間企業への転職は未知の世界かもしれません。
そこで、企業に対してどのような考えやマインドをもてばよいのか解説します。
「熱意」だけでは不十分
「ここで働かせてください!」という熱意だけを強調してしまうのも、転職活動で失敗する典型例です。
なぜダメなのか?
企業はボランティア団体や学校ではありません。
「その人を採用することで、どんな利益や価値が得られるのか」を重視します。
自分が企業にどんな価値を提供できるのかを伝えましょう。
特に面接では、「私は御社にどんな貢献ができるか」を具体的に説明しましょう。
例えば、「教師時代に鍛えたプレゼンテーションスキルで、社内研修を改善できます。」というように、現職の経験やスキルをどのように役立てることができるのかを説明してください。
「ここでなら自分が成長できると思った」という志望動機はNG
「御社で働くことで、自分がより成長できると思ったからです」という志望動機は、企業には響きません。
これは、学校という現場しか経験していない教員の方にありがちな志望動機です。
今の現状に満足せず、より成長したいという意欲は、ある意味謙虚さの現れではありますが、先ほどと同じく、企業は従業員の成長よりも利益や組織への貢献を重視します。
「自分の成長」よりも、企業に何をもたらせるのかを伝えるべきです。
では代わりにどう言うべきか?
「御社の○○という事業で、○○の経験を活かし、さらに売上向上に貢献したいと考えています」
「御社のチームに参加し、教育現場で培ったリーダーシップを活かして、プロジェクトの進行を効率化できます」
といった、あくまで企業の利益や組織への貢献度ベースで話ができるようにしてください。
教師から民間企業への転職は、異なる文化や価値観への適応が求められます。
ただし、教師として培ったスキルは民間でも十分に活かせます。

大切なのは、相手のニーズに応える形で自分をアピールするというマインドです。
転職サイトと転職エージェントの違いを知って利用しよう
では、次は転職サイトと転職エージェントの違いを知ってください。
なぜ転職サイトと転職エージェントの違いを知る必要があるのかというと、この2つは年収アップの転職において、全く使い方が異なる道具となるからです。
転職サイトとは
転職サイトとは、主にネット上で求人を掲載しているサービスです。
有名な転職サイトとして、マイナビ転職やdoda(デューダ)、エン転職、リクナビNEXTなどがあります。
さまざまな業界・職種の求人が掲載されており、求職者自身で企業を検索・選択し、希望や条件に合う企業に応募することができます。
基本的に求職者の利用料金はかからないサイトがほとんどです。
代わりに人材を募集している企業側が、掲載料や採用成功報酬として転職サイトに料金を払う仕組みになっています。
転職エージェントとは
転職エージェントとは、転職支援のプロであるキャリアアドバイザーが、企業と求職者の間に立ち、希望や条件などをもとに、最適な求人を紹介する転職活動サポートサービスです。
また、求人の紹介だけでなく、選考対策や企業との日程調整なども行ってくれます。
有名な転職エージェントサービスとして、リクルートエージェント、マイナビAGENT、ビズリーチ、doda X(デューダエックス)などがあります。
基本的に求職者の利用料金はかからないエージェントサービスがほとんどです。
代わりに人材を募集している企業側が、採用成功報酬として転職エージェントサービス側に料金を払う仕組みになっています。
転職サイトと転職エージェントの違い
「転職サイト」と「転職エージェント」の主な違いは、主体的に転職活動を行うか、サポートを受けながら転職活動を行うかの違いです。

転職サイトでは希望の求人を選んで自分で応募し、自分のペースで主体的に転職活動を進めることができます。
転職エージェントでは転職市場に詳しい専門スタッフのサポートを受けながら転職活動を行います。
では、どちらを利用するのがいいのかというと、教員の転職活動は両方を利用することをお勧めします。

次は「転職サイト」と「転職エージェント」をどのように利用するかを解説します。
転職サイトと転職エージェントの活用の仕方
一般的に、アドバイスをもらえたり、自分に合った求人を紹介してもらたりすることから、転職エージェントを利用すると転職活動がスムーズに進むと言われています。
しかし、僕は教員の転職活動の場合、「転職サイト」も「転職エージェント」も利用することをおすすめしています。
なぜ「転職サイト」と「転職エージェント」を利用するのか
「転職サイト」と「転職エージェント」を両方利用すべき理由は、教員はいきなり転職エージェントを利用しても、年収アップの転職はうまくいかないからです。
僕は、多くのエージェントと面談をしました。
その際、面談の流れはほとんどがこうなります。
「教員の年収アップの転職は難しいです」「年収が下がっても、教員のスキルが活かせる仕事に転職しましょう」
とか、
「どうしても年収アップを狙うなら、インセンティブ率の高い営業で稼ぎましょう」
「もしくは、教員の経験を活かして、塾のスクールマネージャーになり、エリアマネージャーまで昇進すれば年収アップが可能です」
といった、だいたいどのエージェントもこのような感じの流れになります。
インセンティブ率の高い営業や、スクールマネージャーが悪いわけではないのですが、今まで教員をやってきて、いきなり未経験の営業で成約しまくったり、経営の経験がないのにすぐにエリアマネージャーになったりすることができるでしょうか。
僕は現実的ではないと思います。
初年度の年収アップの見込みがない職業を勧められることになるので、こちらに知識がない状態で、いきなり転職エージェントを利用することはおすすめしません。
では、どうすればいいのか。
以下のように進めてください。
転職サイト・転職エージェント利用法
- 転職サイトであらゆる業界の求人案内の「対象者の必須条件」を見て、「活かせる自分の経験」を探す。
- 「自分に適した職種」を見つける。
- 転職エージェントに職務経歴書を見せ、「活かせる自分の経験」と「自分に適した職種」を伝え、求人紹介してもらう。
- 転職エージェントに年収交渉をお願いした上で企業に応募する。
「教員時代の自分のどんな経験を活かすことができるのか」「どんな職種があるのか」を把握していない状態で、いきなり転職エージェントに相談しても、年収アップを諦める提案をされたり、年収アップの可能性があるというだけの企業を紹介されたりすることになります。
まずは、自分のどんな経験を活かして転職活動をすることができるのかを、転職サイトのあらゆる業界の求人案内を見ることで把握しましょう。
そして、「自分の強みはこれです」と言える状態にして、転職エージェントと面談をしてください。
その後の年収交渉は転職エージェントに任せることで、年収アップ転職の可能性は大いに広がります。

では、次は転職サイトと転職エージェントの具体的な利用の仕方をもう少し詳しく解説していきます。
転職サイトで「活かせる自分の経験」を探そう
まずは、転職サイトに登録をします。
転職サイトはかなりの数がありますが、僕がおすすめしているのは2つのみです。
僕は、以下の基準で使う転職サイトを決めています。
登録すべき転職サイト
- 年収の高い求人が多い
- 求人数が多い
- 検索機能が優れている
やみくもに多くの転職サイトに登録しても時間の無駄で、メールも大量に来てストレスがたまるだけです。
次に紹介する転職サイトに登録しておけば十分事足ります。
おすすめの転職サイト
doda(デューダ)

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登録・利用完全無料
年収アップを考えているのであれば、転職サイトを選ぶ際に重要になるのが「年収の高い求人が多く掲載されている」ことです。
dodaの公開求人数は、254,658件[2024/12/5 (木)時点]と非常に多く、年収の高い求人も多く掲載されています。
もちろん他の転職サイトには掲載されていて、dodaには掲載されていない求人もあるため、求人数の多いマイナビ転職やリクナビNEXT、エン転職なども利用する価値はあります。
しかし、年収の高い求人が多いdodaに登録しておけば、「自分に適した職種を探す」という点では十分です。

あらゆる業界・職種の高収入求人を見ることができるのでおすすめです。
Green

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登録・利用完全無料
Greenは、IT企業の求人に特化した転職サイトです。
ITやWeb業界の求人数は業界トップクラスで、大手だけでなくベンチャー企業まで幅広い企業の求人が掲載されています。
IT業界は年収が高い傾向があります。

教員からでもスキルや経験によっては、IT系に転職が可能なのでチェックしておくべき業界です。
Greenには、先ほど紹介したdodaに掲載されていないIT業界の求人も多くあるので今回紹介しました。
応用できる経験、スキルを当てはめよう【当てはめ転職】
では、転職サイトに登録したら、次の作業を行なってください。
転職サイト利用法
- 転職サイトであらゆる業界の求人案内の「対象者の必須条件」を見て「活かせる自分の経験」を探す。
- 「自分に適した職種」を見つける。
1.あらゆる業界の求人案内の「対象者の必須条件」を見て「活かせる自分の経験」を探す。
まずは、あらゆる業界の求人案内の「対象者の必須条件」を見てみましょう。
なぜあらゆる業界を見る必要があるのかというと、教員が転職しやすいと言われている「教育業界にしぼらない」というのが理由です。
教育業界に転職すること自体、全く問題ないのですが、教育業界はどうしても教員の年収の方が高くなりがちで、年収アップの転職が難しくなります。
そのため、他業界の求人案内も見て、年収の高い仕事を探していきます。
ただし、他業界に移ると未経験扱いとなり、年収ダウンの可能性が高まります。
そこで、僕が実際に行っていた、他業界でも未経験扱いにならないように転職する方法を説明していきます。
では実際に、ある企業の求人案内を見てみましょう。
【仕事内容】
・バックオフィス業務
【必須(MUST)】
・接客または折衝業務の経験
・庶務の経験
【歓迎(WANT)】
・Excelで簡単な関数を使用して、データ処理ができる人
・コミュニケーションスキルの高い人
この求人に応募するには、必須条件をクリアしている必要があります。
教員をやっていると、自分の経験業務は「授業」だけと考えてしまう方もいると思いますが、そんなことはありません。
教員の仕事には、いろいろな業務があります。
僕の場合を例にあげると、進路指導主事として、高等学校や就職先の企業、行政機関などに対して「折衝業務」を行なってきました。
また、官公庁向けの書類作成、高等学校や企業の来客対応、備品管理などの「バックオフィス業務(庶務)」も進路指導主事の仕事に含まれます。
これは、上記の必須条件2つを満たしています。
このように、教員の仕事で身につけた経験やスキルを、企業の求める条件、つまり必須条件の項目に当てはめ、経験業務としてアピールする方法で転職活動を行っていきます。
僕はこれを当てはめ転職とよんでいます。

次の章で、この経験を実績として「職務経歴書」にまとめます。
ちなみに、歓迎条件は、クリアしていなくても構いません。
大事なのは、必須条件です。
また、「自分には経験やスキルが何もないから必須条件を満たすことができない」と思う方もいるかもしれませんが、安心してください。
教員の仕事には、転職に応用できる経験やスキルが多くあります。
僕は、何千という求人案内に目を通してきました。
ほんの一部になりますが、教員でも経験者といえる条件を紹介します。
- 教育ICT化やシステム導入の経験
- TOEIC◯◯点以上で英語を使った業務経験
- スポーツ指導経験
教育ICT化やシステム導入の経験がある方は、学校法人向けの教育プラットフォーム関係の仕事で重宝されます。
英語の先生は、英語が必要になる業務全般で重宝されます。
ちなみに、教員の経験やスキルを当てはめる話をしてきましたが、当てはめる経験やスキルは教員以外のものでも構いません。
僕の場合は、趣味で教育系のWebメディアを作っていました。
コンテンツライティングやSEO対策に関する仕事に応募する際は、それをポートフォリオとして提出することで、高い評価を得ることができました。
このように、教員以外の経験やスキルも職務経歴書に載せても構いません。
というより、そのような経験やスキルがあるなら積極的に利用するべきです。
募集要項の必須条件の中には以下のようなものもあります。
- 何かしらの執筆経験
- SEO記事の制作経験
- Webコンテンツ編集の経験2年以上
- SNS運用経験
「SNSのフォロワー数が1万人」や「ブログのアクセス数が月間2万PV」といった、教員以外の功績も転職には役立ちます。
ただ、「自分にはこういった特別な経験やスキルはないからやっぱり年収アップの転職は無理だ」と考えないでください。
僕は、Webメディア作成の経験を職務経歴書に載せずに提出した際も、年収アップの内定をもらえていますし、書類選考も数社通っています。
教員以外の経験やスキルは、あれば利用するという程度で問題ありません。
2.「自分に適した職種」を見つける。
上記のように、当てはめ転職ができる求人を探し続け、とにかく多くの募集要項に目を通してください。
何度も繰り返すうちに、「営業は自分の経験を活かせるな」とか「ライティング業務なら経験者として扱ってもらえそうだ」というように、職種をしぼれるようになります。
なので、僕の行っていた当てはめ転職は、業界をしぼらず幅広く多くの仕事を見ることで、自分に適した(年収アップが狙えそうな)職種を探す作業になります。
教員が年収アップの転職を狙う上で、おそらくここが最も時間がかかる工程になります。
自分の経験やスキルを何度も棚卸しすることで、やっと自分に合った職種に巡り会えた時は、本当にうれしいものです。
この工程をめげずにがんばってください。
応募企業に合わせた職務経歴書を書けるようになろう
では、自分に適した職種を見つけたら、次は職務経歴書を書いてみましょう。
次の3つを意識して書いてください。
1.応募先企業にメリットがある実績かを意識する
職務経歴書に実績を書く際は、企業に採用するメリットがあると思ってもらうことが重要です。
書かれている実績を生み出したスキルや取り組みが応募先企業にとってどのような貢献をもたらすのか、意識しながら記載するようにしましょう。
2.根拠と数字を用いて具体的に伝える
実績を記載する際は、根拠と具体的な数字を用いて伝えることも重要です。
例えば、単に「生徒の就職内定率を上昇させた」だけではなく、「企業訪問を行い、新規開拓をすることで、生徒と企業のマッチング率を高め、内定率を前年度比より20%向上させた」というように、なぜ向上したのかという根拠と、どれだけ向上させたのかという数字を使って表現してください。
3.教員だけに通じる用語は言い換える
社内用語や業界特有の専門用語が含まれていた場合、採用担当者が理解できない可能性があります。
社内用語や業界専門用語を使う場合には、補足するようにしましょう。
以下は、僕が実際に使っていた職務経歴書を先ほどの求人にあわせて書き直したものです。
特に重要なのは、【職務実績】です。
職 務 経 歴 書
20◯◯年 ◯◯月◯◯日現在
氏名 ◯◯ ◯◯
■キャリアサマリー
新卒で教員採用試験に合格し、◯◯市立◯◯中学校に赴任。教育業務に加え、学校行事の企画・運営にも従事し、組織運営に貢献。
その後、◯◯市立◯◯中学校に異動。進学就職支援担当となる。高等学校・企業・行政機関など、多くの外部機関との折衝業務と、進学・就職に関するバックオフィス業務に従事。
進学就職支援業務に従事した後、主任となり、組織マネジメントと学校運営業務に従事。業務の効率化や職場環境の改善に貢献。
■職務経歴
2010年4月~現在:公立中学校教諭(◯◯市)
20〇〇年4月~現在 ◯◯市立◯◯寺中学校 役職:進学就職支援担当、主任
20〇〇年4月~20〇〇年3月 ◯◯市立◯◯中学校
■職務内容
▪授業、行事担当(20〇〇年4月~現在)
・理科授業
・職場体験、野外学習、修学旅行等の企画運営
▪進学就職支援担当(20〇〇年4月~20〇〇年3月)
・進学就職支援業務(高等学校・事業所・行政機関などの外部機関との折衝業務、就職サポート、講演会・ガイダンスの企画、個人面談等)
▪主任(20〇〇年4月~現在)
・組織マネジメント
■職務実績
高等学校および企業との折衝業務を担当 年間約◯◯校の高等学校および◯◯社以上の企業と交渉し、良好な関係を構築しました。 定期的なコミュニケーションにより、双方のニーズを的確に把握し、調整を行いました。 進捗管理の徹底による業務の正確性向上 高等学校とのやり取りにおいて、進捗状況を詳細に記録・管理。 管理システムを活用し、年間を通じてトラブルゼロを達成しました。 進学就職支援担当としての文書作成と管理業務 官公庁向けに年間◯◯件以上の書類を正確かつ期限内に作成・提出。 進路物品の在庫管理では、過去データを基に必要在庫数を予測し、適正在庫を維持することで、廃棄率を前年の10%から3%に削減。 これにより、業務効率化と経費削減を実現しました。 生徒と企業のマッチング率向上への貢献 中学生を雇用するメリットを企業に提案し、積極的にアプローチを実施。 その結果、対象生徒の就職内定率を前年比10%向上させることに成功しました(内定率80%→90%)。 この手法を他の職員に共有し、部門全体の成果向上に寄与しました。 |
■活かせる経験・知識・技術
▪Excel、Googleスプレッドシート:入力・集計、表・グラフ、関数計算を業務で使用。
▪Word、Googleドキュメント:文字入力、図表・グラフ挿入、校正機能を業務で使用。
▪PowerPoint:文字入力、図版作成、マスタ作成、アニメーションを業務で使用。
■資格
普通自動車運転免許(第一種)
中学校教諭一種免許状(◯◯)
高等学校教諭一種免許状(◯◯)
■自己PR
進学就職支援担当として、コミュニケーション力と調整力を駆使し、生徒、学校、企業の三者が満足できる関係構築に努めてきました。
特に、進捗管理を徹底することで業務の正確性を高め、就職内定率の向上に具体的な成果を上げることができました。
また、再現性のある成功事例を他職員と共有し、組織全体の成果向上に貢献するなど、チームワークを重視した取り組みを行っています。今後もこれまでの経験を活かし、関わる全ての人々にとって価値のある結果を生み出すことを目指します。
以上
職務経歴書が書けた時点で、転職サイトの求人に応募をしても問題ありませんが、僕はここから先は転職エージェントを利用することをおすすめします。
理由は3つです。
ここから先はエージェントを利用すべき理由
- 転職サイトはフィードバックがもらえない
- 転職エージェントなら職務経歴書を添削してくれる
- 転職エージェントなら年収交渉がスムーズ
まず、1つ目の理由として、転職サイトはフィードバックがもらえないからです。
何度も言うように、教員が年収アップの転職をするのは、そう簡単な話ではありません。
数十社は落とされる覚悟が必要です。
転職サイトでは、落ちてしまった後に「何がダメだったのか」「どう改善すべきか」というアドバイスは一切得られません。
その点、転職エージェントは、エージェントによりますが、フィードバックとして改善点を示してくれます。
どうせ何十社も落ちるのであれば、その都度改善できる転職エージェントがおすすめです。
2つ目の理由は、転職エージェントは職務経歴書を添削してくれるためです。
求人に応募する前に、転職エージェントにお願いすれば、職務経歴書をその企業に合わせて添削してくれます。
客観的に職務経歴書を見てもらうと、意外と直す部分が多くあります。
僕は転職エージェントを利用してから、書類選考の通過率がかなり上がりました。
3つ目の理由は、転職エージェントは企業との間に入って、年収交渉を行ってくれるからです。

年収交渉に関しては、次の章で詳しく解説します。
以上の理由から、ここからは転職エージェントの利用をおすすめします。
とはいえ、転職サイトで応募してすんなり内定を得られる方もいるかもしれないので、一度提出してみるのはありだと思います。
ただし、僕は転職活動初期に転職サイトで応募を出しまくって、書類選考すらほとんど通らず一人で悩んでいました。
ここにかなりの時間を取られたので、書類選考がなかなか通らないようであれば、さっさと転職エージェントと面談した方が得策です。
転職エージェントを利用しよう【年収交渉の依頼】
次は、転職エージェントを利用します。
まずは、登録すべきおすすめの転職エージェントサービスを3つ紹介します。
ちなみに、転職エージェント利用にあたって大切なことは、「零細エージェント」を利用しないことです。
零細エージェントの中には、「とにかく転職させて稼ぐ」と考えているエージェントも少なくありません。
なるべく今回紹介するような、実績があり評価の高い、しっかりとキャリア相談をしてくれるエージェントを利用することをおすすめします。
おすすめの転職エージェント
JACリクルートメント
Click!
登録・利用完全無料
ハイクラス案件に圧倒的な強みがあるエージェントです。
30~40代くらいになると、教員は年収が割りと高くなりがちです。
そこで、年収600万円からのハイクラス案件が多い、JACリクルートメントを利用してください。
独占求人が多く、他の転職サイトでは見られない求人もあります。
ハイクラス・ミドルクラス転職支援数が非常に多く、大手や優良企業への取引実績も申し分ありません。
登録後にエージェントから連絡がくるので、面談日を決めてキャリア相談をするという流れです。

管理職クラス、外資系企業、海外進出企業に強いエージェントです。
リクルートエージェント
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登録・利用完全無料
先程紹介したJACリクルートメントは、非常に優良なエージェントサービスなのですが、案件がやや管理職クラス、外資系企業、海外進出企業によっています。
そのため、スキルや経験が不足していると判断された場合、紹介できる求人がないという理由でエージェンとつながることができないということがあります。
「JACリクルートメントの紹介する求人と自分の想像する転職先が少し違うという方」や「JACリクルートメントにそもそも求人紹介をしてもらえない」という方は、リクルートエージェントを利用することをおすすめします。
転職支援実績はNo.1※で、非公開求人も多くかかえており、こちらも優良エージェントサービスです。
※厚生労働省「人材サービス総合サイト」における有料職業紹介事業者のうち無期雇用および 4ヶ月以上の有期雇用の合計人数(2023年度実績を自社集計)2024年5月時点

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ビズリーチは、とにかく高収入な求人が多いという特徴があります。
利用の仕方は、主に次の3つになります。
- 企業からの直接スカウト
- ヘッドハンター(エージェント)からのスカウト
- 自分で求人案内を見て応募
転職エージェントサービスとして紹介しましたが、自分で求人案内を見て応募することもできるので、転職サイトとしての一面も持ち合わせています。
ちなみに、教員で本当にハイクラスのスカウトが来るのか疑問に感じる方もいらっしゃると思いますが、安心してください。
教員でも企業やヘッドハンター(エージェント)からスカウトは届きます。

僕の場合、登録してから1ヶ月で企業からのスカウト3件とヘッドハンターからのスカウト4件が届きました。
教員でも利用する価値のある転職サービスです。
料金体系ですが、ビズリーチには「スタンダードステージ(無料)」と「プレミアムステージ(有料)」があります。
スタンダードステージ | プレミアムステージ | |
---|---|---|
月額 | 0円 | 30日間コース 5,478円(税込)※ |
求人の検索・閲覧 | 一部の情報に制限あり | すべて可能 |
求人への応募 | 公募・特集求人に応募可能 | 公募・特集求人、通常求人に応募可能 |
シゴト観診断の利用 | 閲覧のみ可能 | 利用可能 |
僕は「プレミアムステージ」を利用していましたが、月額5,478円と、そう安くはありません。
迷っている方は、無料のプランでも十分転職活動はできますし、利用の途中でプレミアムプランにアップグレードすることもできるので、「スタンダードステージ」で問題ありません。
転職エージェントの利用の仕方
次は、転職エージェントをどのように利用していくかを解説します。
以下の手順で利用してください。
転職エージェント利用法
- 転職エージェントに職務経歴書を見せ、「活かせる自分の経験」と「自分に適した職種」を伝え、求人紹介してもらう。
- 転職エージェントに年収交渉をお願いした上で企業に応募する。
❶ 転職エージェントに職務経歴書を見せ、「活かせる自分の経験」と「自分に適した職種」を伝え、求人紹介してもらう
まずは、初めにキャリア面談がありますが、そこで先ほど解説した、転職サイトで探した自身の「活かせる自分の経験」と「自分に適した職種」を必ず伝えてください。
ここで希望と自分の考えをしっかりと伝えておかないと、エージェントが思う、教師から転職しやすい職業のみを紹介されてしまいます。
何度も言いますが「活かせる自分の経験」と「自分に適した職種」を満たした求人を紹介してもらってください。
また、この時点で職務経歴書をエージェントに見せて、「活かせる自分の経験」と「自分に適した職種」に説得力をもたせられるようにしておきましょう。
さらに、エージェントに職務経歴書を添削してもらうことで、書類審査の通過率を上げてもらいましょう。
ちなみに紹介された企業の「雰囲気」や「リアルな給与」を知りたい場合は、転職会議の利用をおすすめします。

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転職会議とは、企業に関する就職や転職関連のクチコミ情報を提供するウェブサイトです。
国内最大級の転職に関する口コミ情報を閲覧できるので、ここで自分の気になる企業を検索してみてください。
無料会員登録の場合は、登録後の48時間で限られた件数の投稿しか見ることができませんが、口コミを投稿することで、さらに39日間無料で口コミを見ることができます。

「面接でこんなことを聞かれた」という情報を書いている人もいるので、登録しておくことをおすすめします。
❷ 転職エージェントに年収交渉をお願いした上で企業に応募する。
次は、エージェントを使う上で最も重要になってくるポイントです。
求人紹介をしてもらったら、エージェントに年収交渉のお願いとセットで応募をしましょう。
転職活動において、年収交渉のタイミングは非常に重要です。
一般的には、面接の最終段階や内定後に交渉を行うべきだと言われています。
その理由は、まず自分のスキルや経験をアピールし、企業にとっての価値を認めてもらうことで、交渉が有利になるからです。
しかし、これには時間がかかるというデメリットがあります。
希望の企業に応募してから、書類選考、適性検査、1次選考、2次選考と、数ヶ月経過することもあります。
数ヶ月後に、希望の年収が通らないとわかった場合、自分にとっても企業にとっても時間の無駄になってしまいます。
そのため、年収を重視している場合はできるだけ早い段階でその希望を相手に伝える方が効率的です。
とはいえ、自分から年収の話を切り出すタイミングや伝え方には慎重さが求められます。
そこで、転職エージェントに年収交渉をお願いしてしまうのです。
エージェントを通じて、「自分のスキルや経験という価値」と「希望の年収」をセットで伝えてもらうことで、交渉をスムーズに進めることができます。
転職エージェントを利用する際の注意点
転職エージェント利用に当たって、2つ注意点があります。
一つ目は、エージェントの中には条件や希望に合わなくても、とにかく早く転職させて報酬を得ようと考えているハズレエージェントもいるということです。
面談時に、なかなか自分の言っていることが伝わらないと感じたり、言いくるめられているように感じたりする場合は、別のエージェントに変えてください。
実際に僕も何度かエージェントを変えています。
ダメ出しをしてくれたり、相場ではない年収交渉を正してくれたりと、いいアドバイスをくれるようなエージェントならいいのですが、どこでもいいからとにかく転職させようとするのが伝わってくるエージェントの場合は、時間がもったいないのですぐに変えていました。
2つ目の注意点は、連絡がとれなくなるエージェントもいるということです。
転職エージェントは、求職者を転職させることで企業から報酬を得ています。
そのため、「転職の見込みがない人」や「転職する気がそもそもない人」の相手をするのは時間の無駄になってしまいます。
そういった相手には、メールの返信をしないというエージェントもいるため、もしエージェントと連絡が取れなくなった場合は、「転職の見込みなし」と判断されたと思い、あきらめて別のエージェントに依頼をしてください。
見捨てられない対策としては、「相場よりも高すぎる年収交渉をお願いしない」「転職に対して前向きなことをしっかりと伝える」等があります。
特に、希望年収が相場よりも高すぎる場合は、転職の可能性が低いとみられがちになるので注意してください。

以上「教師が年収アップの転職をする方法」についてでした。
長くなりましたが、上記の通り実践すれば年収アップの可能性はグッと高まります。
教師の年収アップ転職は可能【まとめ】

教員からの年収アップ転職は簡単ではありませんが、不可能ではありません。
最後にもう一度、教師が年収アップの転職をするために必要な7つのステップをのせておきます。
教師の年収アップ転職7つのステップ
- なぜ教師が年収アップしづらいのか知ろう
- 転職活動について正しい認識をもとう
- 転職サイトと転職エージェントの違いを知って利用しよう
- 転職サイトで「活かせる自分の経験」を探そう
- 応用できる経験、スキルを当てはめよう【当てはめ転職】
- 応募企業に合わせた職務経歴書を書けるようになろう
- 転職エージェントを利用しよう【年収交渉の依頼】
優れたスキルや特殊な経験がない僕でも、年収アップの内定を獲得することができました。
『当てはめ転職』は、再現度の高い手法です。
「教員を辞めたくても辞められない」「人生を変えたい」と考えている人は、ぜひ挑戦してみてください。

『教師の年収アップNavi』は、他にも教員からの転職に役立つ情報を発信しています。
参考にしていただければ幸いです。